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どんなに疲れて熟睡していようと、おかまいなし。
キッカリ午前0時になると、何処からともなくうじゃうじゃと部屋の中に現れ、その気配にうなされて目が覚める。
目を閉じていれば視なくて済むが、声だけはどうにもならない。
布団の中に潜り込み、耳を手で塞ごうと、否応なしに聴こえ続ける。
夜明けと共に去ってくれるものの、お陰で今日に至るまで、常に睡眠不足状態。
せっかくの連休も、何処かへ出掛けようという気にもなれずじまいで終わってしまった。
そんなこんなで、昨夜はさすがに頭にきて「いい加減にしろ!」と枕を投げつけた。
だが、その行動が不興を買い、明け方まで金縛りの憂き目に遭わされたのだった。
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