しょうじょのぎもん。

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世界のどこかにある研究所。今日もそこでは実験が行われていた。 白衣を着た研究員達は皆慌ただしく動き回り、ある者は大声で指示をし、またある者は銃を片手に脅えていた。 从 ゚∀从「第3練よりD-042モララーが逃走中!研究員は直ちに1練へ避難を!第2練にてA-000、ヒートを使用する!」 一人の女が叫ぶ。 同じ内容が伝言ゲームの様に次々に伝えられていく。 ノハ ⊿ )「………。」 从 ゚∀从「相手は覚醒が終わって間もない。だが能力が少々厄介だ。大丈夫そうか?」 ノハ ⊿ )「はい。」 从 -∀从「……ごめん、な。」 ノハ ⊿ )「………。」 ヒートと呼ばれた少女は黙り込んだままなにも言わない。 ( ・∀・) 前方に見える、モララーを見つめたまま。
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