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「そなたが邱聖光の子か、面を上げよ」
孫権の言葉に邱雷光は立ち上がり孫権を見た。
「ふむ…いい顔をしておる、父であった邱聖光にも負けず劣らずだな」
「有難きお言葉にございます」
孫権に言われた邱雷光は両手を組み答えた。
そして孫権は陸遜に向き直った。
「陸遜、これよりは邱雷光をお主の部隊に組み込むがよい」
「ははっ、畏まりました」
孫権に言われた陸遜は、そう答えると、孫権は場を後にした。
そして邱雷光と陸遜も退廷して帰路に着いた。
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