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それで今は遠藤の家に向かっている。なんでも家を見たら皆驚くらしい。ゴミ屋敷だったりしてな………。
その時は思いっきり笑ってやるか。
「てかここら辺の家、大きすぎだろ。ザ・金持ちって感じだな。」
「ハハハッ何だそれ?さあ着いたぞ~。ようこそ我が家へ!」
「まあまあの大きさだな。」
「違う違う。それ車の小屋だぞ。」
何?いやいや、嘘はいけないな。
「ほら、こっちが家。まあ一応社長の息子だから、ボンボンだよ。羨ましいだろ?」
「マジか…………」
いろいろショックだ。周りはヤンキーばっかりで、金なんて無い連中だったから『金持ち』という分類に出会う事はなかった。
むしろ『金持ち』なんて都市伝説とも思っていたくらいだ。
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