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「お、おう。よろしくな」
あまり可愛い女に面識がない俺は見とれていた。
「髪………すごい色ですね」
「えっ!?ああ、珍しいだろ」
「はいっ!初めて見ました。あの、良かったら私と友達になって頂けませんか?」
今何て言った?友達?こんな俺と?
「いいのかよ?自分で言いたかないけど、見た目不良だぞ。普通なら皆逃げて行くぜ」
「見た目なんて友達になる、ならないに関係ありませんよ
ということで、よろしくお願いします。」
中学ではろくな友達なんていなかった。
皆俺を見ると、逃げるか喧嘩を売ってくる奴ばっかりだ。
俺はやっとまともな学校生活が送れる、
そう思った。
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