293人が本棚に入れています
本棚に追加
墓場に着いて、ラムは花束、ローレンは酒、ゲイリーはチュッパチャップスの箱を携えて歩く
今は亡き相棒の墓石に、献花する
「毎回思うよ、惜しい奴だったなって」
「俺なんか、毎日思いますよ、自殺して償おうかって」
「だから、お前が自殺しても意味ないだろうが、学習しろ」
「わかってますよ、だから今日までまだ生きてるんですから…」
ゲイリーは切なそうにチュッパチャップスを墓に置いた
ローレンは酒の中身を墓石にかけてやる
「良い奴でしたよね、イコは」
「当たり前だ、私の最高の部下だったんだぞ?なぁ?ゲイリー」
「…はい。最高の相棒で、俺にとって最高の女でした」
,
最初のコメントを投稿しよう!