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それから、三人は飲み屋に向かった
ラムは水、ローレンはビール、ゲイリーはスコッチウイスキーを頼んだ
安い店で休日もあり、客はソコソコ居る
水を飲んで、ピザを食べながらラムはゲイリーを見た
「そういえばさ、ゲイリーはなんでイコに告白しなかったんだ?」
「ブッ!」
吹いたのはローレンだった
ゲイリーはすました顔で、スコッチを飲む
「…さぁ?なんでしょうね?」
「もう隠す必要もねぇだろ?」
「えっ?ゲイリー、好きだったの?」
驚き聞く彼にゲイリーは笑い、おかわりを頼んだ
「…なんでかは、分かりません。コクったら、その関係が壊れそうで怖かったかもしれません」
「そうか、そうだよな。」
「俺なんて、頑張ってラムに告白しても関係は変わってねぇぞ?」
ローレンは笑いながらビールを飲み干した
「お似合いですよ、お二方」
「「ありがとうさん」」
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