293人が本棚に入れています
本棚に追加
イコは彼が色々準備をしてる時に、壁付近に置いてあったガンケースを開ける
中には、二挺の銃器がマジックテープで両端を固定されていた
中には、マニア向けのM40A3タイプストックのレプリカとスコープを搭載したM700に民間仕様のSRｰ25が入っていた
｢市街地だし、距離もそんなないからSR-25かな？｣
そう呟いてから、SR-25を取り出した
ミルドットのスコープに、二脚を付け全体的にブラックではなくデザートカラーに塗装してある
外見的にはM16A4辺りに見えるこの銃器、セミオートの狙撃銃にしては優等生
20発入り弾倉をバッグから取り出してから近くに置いた
勿論、弾丸は精度の良い、マッチアモ(競技用弾)だ
チャージングハンドルを引いてからボルトキャッチの下部を押し、弾倉を叩き入れてボルトキャッチを押した
乾いた、薄い金属音が鳴る
｢よし｡ゲイリー、準備オッケー｣
｢オッケ―、準備待機だな｣
｢あいよ｣
イコはSRｰ25を担ぎ、カメラをセットしていた場所へ再度移動して、窓枠付近に座り込む
ゲイリーも拳銃をバッグへしまい、監視していた部屋のドアのドアノブに椅子ををセットする
部屋のドアはしっかり鍵を閉めた
簡単にドアが開かない様、小細工
,
最初のコメントを投稿しよう！