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神「……………てへっ☆」
燐「いっぺん死ね!」
まずはこうなったいきさつを説明しよう。
~回想~
ジリリリリリリリリリリ
バン!
?「ふぁ~~~~。」
はじめまして、俺の名前は神村燐。どこにでもいる高校2年生だ。ただ、違うのは、少しオタクが入っているということだ。
燐「今日は確かマンガの発売日だったけ。」
燐「行ってきま~す。」
燐は一人寂しくそう言うと家を出た。なぜなら、親がいないからだ。だが、別に死んでいるというわけではない。両親は共働きで海外に出張している。なので、この家には今、燐一人しか住んでいない。
ウィーーン
アリガトウゴザイマシター。
燐「はぁ~、マンガも買ったし何しようかなぁ~。」
燐「ん?」
その時、公園で遊んでいた子供達が目に入った。そして、一人の子供が道路に飛び出したボールを拾いに出た。
燐「危ないなぁ~。」
燐「!」
その時、向こう側からトラックが来た。だが、子供はまだ気付いていない。トラックの運転手も電話をしていて子供に気が付いていないようだ。
燐「ちっ!」
燐は買ったマンガを捨てて走りだした。
燐(間に合え!)
トラックの運転手はようやく子供に気付いたようだが、もう遅い。トラックはすぐそこまで来ていた。
燐「くっ!」
ドンッ
キィーーーーーーーーーーーーーー!!
燐(あ~あ、俺の人生も終わりか。)
グシャァ!!
こうして、神村燐の人生は終わった。
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