みなさん、さようなら

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こんにちは、こんばんは、おはようございます、ビバルディです。 ゴールデンウィークを怠惰に過ごし、完全に昼夜逆転した作者さんが深夜の暇潰しにと、僕をこの世界に創造してくださいました。 ──嬉しかった。 傷だらけになっちゃうバトルファンタジーや、ほろ苦い経験をさせてくれる恋愛小説。 いろんな世界がある中で、僕は一体どんなキャラクターになれるんだろう? 主人公なんて大層なポジションはいりません。 いっそすぐに殺される脇役でもいいとさえ思っていました。 それほどに、ただただ嬉しかったんです。 自由に存在できることが。 でも…………。 ────僕はこの物語が、あと12ページしかないことを知ってしまいました。
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