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──さて、そんな口上をしているとページ数は重なるばかり。
本当ならもっとみなさんとお話して、もっとみなさんに僕のことを知ってもらいたかったのですが。
それだと僕を創ってくれた作者さんに申し訳ない。
なのでここからはあの人の願う通りに物語を運びたいのですが、はたして"悲壮的"とはどうすればいいのでしょう?
僕は名前だけの存在。
特徴もなにもない、“無”
けれどそこにあえて特徴を見出だすなら、それは"普通"なことです。
特筆すべきことがなにもないキャラクター。
それが僕。
当然頭もいいわけありません。
普通です。
なので良い案も浮かびません。
ごめんなさい、作者さん、読者さん。
このままじゃ僕は、グダグダな余生を送ることになってしまいます……。
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