みなさん、さようなら

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おっと、ごめんなさい。 死んでしまう僕が楽しそうにしてるのも変ですよね。 悲壮的……悲壮的……。 ──やっぱり死ぬのは怖いです。 初めにも語りましたが、緻密に練られた世界の中で死ぬのは全然構いません。 むしろ大歓迎です。 そういう物語の死は、即ちキャラクターの死ではありません。 どんな形でもその世界を構築した一端として、読者の記憶に刻まれる。 それは結果、生きていることなのですから。
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