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(と言うか…今の声、上から?)
不信に思いつつも上を見て、そして。
「見えたっ!白かっ!」
「ちょっ!?どこ見てるのよ!」
スカートの中を(意図的にではないが)覗き、反射的に神に感謝する仁鳥。
それはともかく、彼女の格好は白を基準とした洋服で、フリル付きスカート、右手に握られたステッキ等『魔法少女』を連想させるような格好だった。
「…またレイヤーか?」
「ブッ!?
わ、私だって好きでこんな…
ってもうっ!」
調子が崩れる、などとぼやきつつ彼女は言う。
「て言うかアナタ、田舎モンですらこれは危険だって分かるでしょうよ…
何で逃げようとしないの?」
「M4A1とかMP5とか銃器持ってるんなら兎も角、あんな変人にビビるか普通?」
…先ほどの爆発は無かったことに。
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