脳内エッセイ

アジャセ王の末裔

手塚治虫作のブッダが映画化されたらしい。

わたしは単行本を読んだｸﾁだ。

わたしは子供の頃から肌が弱い。すぐ被れるし、日焼けするとケロイド状になる。痒みと痛みには昔から苦しんで、でも耐えてきた。

アジャセ王は、憎んでいた親王を幽閉し、餓死させ、その罪で体中に原因不明の腫れ物ができて死の苦しみを味わい続けたらしい。
そこへ呼ばれたブッダは、腫れ物は親を苦しめたトガに因るものと諭して王を反省させて治癒した。

だからたまに思う。
自分が肌で苦しむのは、もしかして、アジャセの子孫なのではないかと。まぁ直系じゃないにしても。
親不孝の心当たり、ありありだし。