1.妖狐と長州藩士

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      ―――――――… ――――… 「…ていう事があって。」 一連の流れを話終えた栄太郎は、したり顔で高杉を見た。 「…お前、もうどこから突っ込んで良いかわからねェよ…」 そう言って、額に手を当てる高杉は、心底呆れ返っていた。 「とりあえず、凛はこれから一緒に行動するから」 「とりあえず、世話になる。」 「あぁ…って、お前はとりあえずっって言うなぁぁぁああああ!!」 栄太郎の後に続いて極自然に言葉を発した彼女に、高杉の強烈なツッコミが炸裂した。
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