1人が本棚に入れています
本棚に追加
/11ページ
使用人の部屋から右手のドアを開けると、最初にゾンビと対峙した廊下に出た。さっきは開かなかった廊下の端のドアで剣の鍵を使い、中に入る。
そこは部屋の真ん中に立派なグランドピアノが置かれていた。酒の臭いからバーなのだろう。
部屋を調べると、棚に楽譜を見つけた。分かるわけもなく、なんとなく鍵盤に指を走らせていると、部屋に新人が入ってきた。
「何やってるんですか先輩?」
「いや、楽譜を見つけたんだが、なんか気になってるんだが、弾けるか?」
オレは新人に楽譜を見せる。
「これは…弾けますよ?
でも少し時間を下さい。」
「わかった。程々にしとけよ」
オレは、あの石像から出てきた青い宝石を取りに食堂に向かった。
最初のコメントを投稿しよう!