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「モカちゃんも僕のこと好きなんでしょ??
じゃぁ、両想いだね。
一週間、一緒に暮らして良かったよ。」
なんて微笑む勇治さんを見て、ただ単純に嬉しかった。
と思ったのもつかの間、勇治さんはすごく真剣な顔をして
「モカちゃんが好きです。
僕と結婚してください。」
「はい!!」
私は元気よくうなづくと、勇治さんに引き寄せられ抱きしめられた。
「一目惚れがきっかけだったけど、この一週間のおかげでモカちゃんの内面も大好きになった。
そして、モカちゃんも僕を好きになってくれた。
この七日間は、"運命の七日間"だったんだね。」
私は幸せな涙を流しながら微笑んだ。
勇治さんは、私の涙を拭い、優しくキスをした。
そして、ふたりで微笑みあったのだった。
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