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杏「良くないわよ!
昨日なんてキ……ッキ……ッ」
き……き?
機器……いや鬼気か、いや違うな……鬼気迫ってるのは目の前のこいつだし。
杏「キ……ス……したって、嬉しそうにさ……」
……キスか……
朋也「いや、それ位はするだろ、あいつら付き合ってんだし」
杏「で、でも……」
朋也「良いじゃねぇか、おどおどし続けて何もかも頼りっきりにされるより」
そう、杏に話を聞く限り、少なからず見てきた限り、今の藤林はもう姉に……杏に守られるだけではなくなっている。
ちゃんと自分の足で、自分の力で、勝平の支えになっているのだろう。
朋也「成長したんだ、藤林は。
もう、ちゃんと『大人』になっていってるんだ。
だから……」
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