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「好きです。付き合って下さい。」
中学1年の、1学期。
アタシは、賑やかな教室の中
告白された。
特に、恋愛対象として
接していたわけでもない、
親しかった、男友達がアタシの
初めての彼氏だった。
その、初めての彼氏の友達が
アナタだった…。
中学1年の1学期で彼氏が
出来たのは、アタシだけで
アタシは、先輩達の冷やかしの
対象となっていた。
「おーい、山田さん♪笑
あっ!違ったか、今田さんだ♪」
アタシは、山田 綾(仮名)
なのに、何故か先輩達は
アタシを彼氏の名字で呼んでた。
アタシを冷やかすのは、
決まって男の先輩だった。
だからかな??
正直、女の先輩とは仲良くなかった。
ある日の帰り道、
後ろから、また先輩達の冷やかしの声。
「今田さん!今田さん!」
走って逃げても追いかけてきて、ずっと後ろから冷やかし。
すっごく嫌で仕方なかった。
次の日、アタシが教室の窓辺で
一人で、カーテンに隠れて
悩んでたら…
アナタが来た。
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