■ 出逢い

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「好きです。付き合って下さい。」 中学1年の、1学期。 アタシは、賑やかな教室の中 告白された。 特に、恋愛対象として 接していたわけでもない、 親しかった、男友達がアタシの 初めての彼氏だった。 その、初めての彼氏の友達が アナタだった…。 中学1年の1学期で彼氏が 出来たのは、アタシだけで アタシは、先輩達の冷やかしの 対象となっていた。 「おーい、山田さん♪笑 あっ!違ったか、今田さんだ♪」 アタシは、山田 綾(仮名) なのに、何故か先輩達は アタシを彼氏の名字で呼んでた。 アタシを冷やかすのは、 決まって男の先輩だった。 だからかな?? 正直、女の先輩とは仲良くなかった。 ある日の帰り道、 後ろから、また先輩達の冷やかしの声。 「今田さん!今田さん!」 走って逃げても追いかけてきて、ずっと後ろから冷やかし。 すっごく嫌で仕方なかった。 次の日、アタシが教室の窓辺で 一人で、カーテンに隠れて 悩んでたら… アナタが来た。
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