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龍(ロン)
朝比奈の月下にライが金属生命体を投与し、誕生した朝比奈専用KMF
古来より日本に伝わる伝説の守護神『四聖獣』の青龍を基にして作られている
そのため、その風貌はまさに青龍そのもの
龍麟のような装甲に覆われたその体は、澄んだ藍色をしている
この龍もまた、背中の飛行翼は常時展開されており、使用されないときは鳥のように翼を折り畳むようにしている
この機体は本来は朝比奈が仲間に加わった際に朝比奈の月下を基に作る予定だった
が、自身の心を偽ってまで黒の騎士団に義理立てする朝比奈の心に黒のカリスマが折れ、この機体共々朝比奈は黒の騎士団に帰還する
その後の戦闘でも朝比奈はこの機体を駆って黒のカリスマと戦っている
但し、そのシステム自体は黒のカリスマの手でかなりのプロテクトが掛けられており、ブラックボックス化されている為、黒の騎士団はこの機体のデータを穫ることができない
武装は腰に装備された連結槍『龍槍(リュウソウ)』
常時は四つに分割されて腰に装備されており、中を通る一本の鎖でそれらを繋いでいる
直列に繋げることで一本の巨大な槍にすることができる
空陸どちらの戦闘にも対応しており、龍槍を使った棒術を駆使して戦う
また、朝比奈の性格的な面から、この機体の戦闘方法にはまるで無駄がなく、滑らかで尚且つ静かな動きで敵を破壊する
また、その破壊された敵も音もなく崩れ去っていく事から、伝説の兵法『風林火山』の林の部分『静かなること林の如く』を大言していると言える
ただし、朝比奈はこの話を知らず、彼の素の戦闘方法がたまたまこれだった可能性もある
黒の騎士団として朝比奈と共に戦う龍
彼等が再び四聖剣として集うときは来るのだろうか・・・
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