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玄(ゲン)
仙波の月下にライが金属生命体を投与したことにより生まれた仙波専用KMF
古来より日本に伝わる伝説の守護神『四聖剣』の玄武を基に作られている
そのため、風貌もどことなく玄武に似ており、どっしりとした重量級のKMFである
本来は仙波が黒のカリスマの下に降った後に、仙波に手渡される形だったが、朝比奈1人を黒の騎士団に置いておくのを気に病んだ仙波が頼み込み、朝比奈と共に黒の騎士団に戻る仙波に渡された
ただし、その操縦系統やシステム自体は、前述の龍同様、ライの手によって幾重にもプロテクトが施されており、ブラックボックス化されている
その武装は胸部に搭載された輻射波動防御装置『玄牢壁(ゲンロウヘキ)』である
これは紅蓮や絶影のように腕部に装備されている輻射波動装置を、攻撃用ではなく防御用に転用した装備である
もとからその輻射波動の力で攻撃を防ぐなどは紅蓮や絶影は可能としていたが、その防御範囲、また本来の攻撃用武装としての併用により、あまり使用されなかった
しかし、この装備は玄の胸部を中心に、その体全身を守護できるように輻射波動を広範囲に展開させることで、防御面では完璧な力を発揮することに成功した
また、攻撃用の武装としては背中に装備された一門の輻射波動砲台『超克惨轟砲』がある
これは背中に装備されており、使用の際は肩に装着される
この武装は胸部の玄牢壁とは別系統でエネルギー供給を行っているため、玄牢壁を展開しながらそれを使用することが出来る
飛行翼は常時は背中に格納されており、必要に応じて展開される
そのため、飛行翼を展開するには超克惨轟砲を起動させなければ使用できない
ただし、機体がかなり鈍重なため、飛び上がるのも飛行速度も他のKMF比べてやや遅い
その体格、戦闘方法から、まさにそれは『風林火山』の山の部分『動かざる事山の如く』を大言している
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