三話

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「どうも、僕はここの塾長の田中と申します。」 「うちの、留嘉をよろしくお願いします。」 いやいや…待ってお母さん!! 結婚するわけじゃないんだし… 「いえ。こちらこそ!」 そこ!スルーしようよ! 「あの、今日は留嘉さんはお試し授業をしてもらいます。で、お母さんは、僕とお話があるのでよろしくお願いします。」 「あの、私教科書とかないんですけど…」 持ってるのは… 筆箱とケータイしか、持って来てないおっ★ 「大丈夫です。こちらで、プリントを用意してあるので。」 そして、私は席に案内された。 回りの生徒の顔は、見えないから安心だな~。 それにしても、田中先生イケメンだった~ 「あの~。」 ドキッ!! やべ!!ビックリした!! 「川崎さんですか?」 「ハイそうです」 「今日、英語を担当する新保です。」 「よろしくお願いします。」 緊張するなぁ~ 「まず、どれくらい出来るかテストしますね。」 いきなり、テストっすか…。 無理だろ!うち、頭悪いし(笑) 「それじゃ、初めて下さい。」 よし!!ばっちこいやぁ!! 難しい!!ダメだよー。 日本人の、うちにこんな難しい問題押し付けちゃ!! そんなときだった…
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