始まり…

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これはとある青年の過去の話です。 青年はこう言っていた 今も消えない…いや、消せない過去の話… 始まりは小学時代。 とある喧嘩から始まる。 母親がいないというだけの理由でいじめられてた双子… いじめが嫌いな俺はいじめてた本人と喧嘩した。 元々喧嘩早い俺は負ける気がしなかった。 でも勝ちはしたが、素直に喜べないまま、校長に怒られていた。 俺の名前は佐倉龍哉。この物語の主人公、そして俺の分身…。 次の日、ある一人の女子が話しかけてきた。 『あの双子のいじめを止めてくれてありがとう』 『…別に、見ててつまらないから喧嘩しただけだし。それにいじめはガキのやることさ。くだらない。』 『よかったら友達にならない?私は薫。よろしく。』 『…あぁ。よろしく。』 俺の初めての友達になった薫。 彼女はいつも誰かに呼ばれていた。しっかりしている女の子…のようにみえた。 はなしていくにつれて。 女の子だからという立場が嫌で仕方がない、誰かといつも一緒にいなきゃ気が済まないさみしがりやだというのがわかった。 変わってる女の子と友達になってしまった。 これからどうなるんだろう。 と言う気持ちだが不思議に楽しみでいた。
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