赤い痕

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しばらくして 私の顔を持ち上げた彼は 再びベットに私を寝かすと 唾液で濡れたソレを ゆっくりと中に入れてきた… リズム良く腰を動かす彼… 高校でマサヤと付き合っていた 彼女の顔が浮かぶ… 『彼女も こうやって抱いてたのかな…』 マサヤの動きに合わせながらも 私は そう考える余裕さえあった… 『…ないな…』 そう思った… 恋愛感情も… 付き合いたいとも… また会いたいとも… 私には何もなかった… 果てた彼は 仰向けになると 私を抱き寄せた… イケなかった私は 彼の腕の中で 朝まで眠りについた… 朝が来ると 彼はもう一度 優しく私を抱いた…
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