赤い痕

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2人でベットに横になったまま ビデオを見る… 彼が借りてきていた …ミナミの帝王… 「京都かぁ…話し方 可愛いよなぁ」 彼の言葉に ビデオの登場人物にまでも 嫉妬を覚える… 「話し方色っぽいよね」 私は龍ちゃんに賛同した振りをする。 ビデオを途中まで見た頃 いつの間にか 私に回された腕が上着の中に入ってきた… 「ビデオ…見ないの? 良いとこなのに…」 「う~ん…延滞料金払ってな」 「絶対嫌ー」 振り返り 龍ちゃんと向かい合う笑う… そういえば… 彼は 今まで一度も私にお金を出させた事がない。 遊びに行っても 飲みに行っても コンビニでさえ… 飲み屋の女の子に プレゼントをもらったり おごってもらった話は よく聞いていたのだが… 「何か…お前には 出させたくないんだよな」 そう言って 彼はいつも私の財布をしまわせる… 特別… そう思ってくれているのか 嬉しかった… 龍ちゃんの手が 私の胸を優しく包む… 私の吐息が漏れると 今度は スカートの中に手を滑り込ませてきた… 「何で?」 指を入れながら 意地悪そうに彼が言う。 触られていなかったはずのソコが あまりにも濡れているのが自分でも分かった… 「…知らないもん…」 恥ずかしさと 気持ち良さで そう答えるので精一杯だった… 『…だって…会いたかったのに…』 体が龍ちゃんに反応する… 出し入れされる指の音が さらに気持ちを高まらせる… 指を抜き 体を起こした彼は 下にさがると 優しく…でも乱暴に… ソコに舌を入れてきた… 「…んっ…ダメ…」 全身の力が抜けてくる… 舐めながらも また指を入れられる… だんだんと意識が遠のく… 「あっ…それ…ヤバイ……」 やっぱり… 龍ちゃんじゃないと… もうろうとした中 私は絶頂を迎えた… 「俺のも…」 龍ちゃんのモノを口に入れる… 全然嫌じゃない… 口と舌を動かしながら 彼の顔を見上げる… 「もぅダメ… 入れていいか?」 そう言って 彼は我慢出来ない様子で 急いで 私を仰向けに寝かすと 思い切り奥まで入ってきた…
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