赤い痕

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大きな快感に すぐに頭が真っ白になり 絶頂を迎えてしまった。 肩で息を繰り返す私を 優しく見下ろす彼… 「上になって…」 彼が横たわると 今度は 私が見下ろす番になる。 彼の胸に手を当て 自ら腰を動かす… 私は 恥ずかしさに 顔を横に向けたまま目を閉じた… また息が上がり 呼吸が乱れる… 彼の吐息が聞こえた… 目を開け 龍ちゃんの顔を見る… 見下ろした彼は じっと私の顔を見つめていた… 2人動きを止めしばらく 見つめ合う… 『…?…』 龍ちゃんは切なそうな顔で こう告げた… 「お前…どこに行ってた…?」
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