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この時の彼の言葉を
私は忘れる事が出来ない…
あれから10年以上たった今でも
あの日の彼の声のトーン…
あの日の優しい息使い…
あの日の切ない彼の表情…
あの日の
1つ1つが鮮明に思い出せる。
『良いところも
悪いところも…』
全部を
…アイシテ…タ……
それでも…
私自身…
言い訳も
嘘さえも
何1つ龍ちゃんに告げる事はなかった…
嘘が嘘を呼ぶ…
偽りとプライドは繰り返される…
私は…
少しでも長く彼の傍に居るために
笑ってた…
あの頃と同じように…
何もかも
気付かない振りを続けて…
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