第二幕 幻想郷での新たな生活

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その日の晩、僕は縁側でボンヤリと月を眺めていた。一通りの家事も明日の授業の準備も終わったので、後は寝るだけ…… 「相変わらず、似合わないっすね。」 「……うん、よく言われます。」 やっぱり、僕がタバコを吸うのは似合わないらしい。学校にいた頃から言われてはいたんだけど…… 冬夜の付き合いで吸い始めたんだけど、気付いたら吸わないと落ち着かなくなってしまった。特に考え事をしている時は、吸っていると考えがまとまる。 「これからどうなるんだろう……」 何だかんだで職も見つけて暮らしていけてるけど、でも帰る訳にはいかないし…… この能力を隠していけば外でも暮らしていけないかな?でも妹紅さんに恩返しもしないといけないし…… 「冬夜なら……普通に永住しそうだね。楽しそうって理由で。」 「旦那の親友なんすよね?どんな方なんすか?」 「えっと……人を殴るのが好きで……蹴るのも好きで……あ、投げるのも好きでしたね♪」 「つまり鬼畜なんすね……」
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