第二幕 幻想郷での新たな生活

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【永遠亭・冬夜視点】 今日も今日とて掃除する。細かい事は気にしない、ただ長い廊下を無心で雑巾駆けしていくだけ…… 何て言うと思ってんのかコノヤロウ!! 「待てやイタズラウサギぃぃぃぃぃ!!」 「軽い子供のイタズラじゃん!!」 真面目に掃除していた俺にタライをぶつけたてゐを追いかけて馬鹿みたいに長い廊下を走り続ける。 永遠亭に定住した俺は雑務をこなしながら日々を生きていた。ぐーたら姫の面倒みたり永琳の無理難題をこなしたり鈴仙と一緒に胃薬の世話になったり…… そして、てゐを追いかけたり。 「そもそもお前俺より年上だろうが!!ロリババァがサバ読んでんじゃねぇ!!」 「いや~んてゐちゃん泣きそうウサ♪」 そう言いながらも辺りに設置されたトラップを作動させてくる。それをかわし、時に壊しながらてゐを追いかけていく。 つか、ここはアレか?あの蝉の名前がタイトルに入ってる作品に登場する山か!?
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