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パトカーが鳴り響く午前のマンション。
野次馬が群がる午前のマンション。
黒田は魂が抜けたようになり
外に運びだされた。
そして覆面パトカーの補助席に乗った。
最早何も考えていない。
その後、放心状態のまま
警察署の取り調べ室でイロイロと取り調べを受けたが
何も言葉が出なかった。
「寮!!」
その言葉に反射的に体が反応した。
声のするほうを見る。
ふくよかした身体…
部長だ。
部長「大丈夫かね?大変だったな…何があったんだ…」
俺は部長と親しく
何でも話せる仲だ。
俺は無性に涙が止まらなくなったが一部始終を話した。
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