30人が本棚に入れています
本棚に追加
少年が目覚めると、そこは木々の生い茂る森だった。
?
「うぅ・・・・・・」
少年は倒れたまま、首だけを動かす。
?
「どこだ・・・・ここは・・・・」
独り言を呟いても、その問に答える者はいない。
少年は、ゆっくりと立ち上がってみた。
?
「・・・・ここは」
周りを見渡すが、人の気配はしない。
木々の間から太陽の光が差し込み、辺りを照らしているだけだ。
?
「とにかく、ここを抜けなきゃならないな・・・・」
少年は歩き出した。
最初のコメントを投稿しよう!