* ひ と め ぼ れ。

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ごく普通な夕方の満員バス。 停留所で留まり 乗り入る人があたしの体にぶつかり、フラッとなって 反射的にふと 隣に立っていた人を見る。 「……へ?」 思わず小さな声が出た。 ドクン…―――。 今までにないくらい 胸の鼓動がドキドキと高鳴っていた。 .
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