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+++++ その日の昼休みは 購買部が混んでいた 仕方なく私は教室へ戻り ちさのに頼んで弁当を分け与えてもらっていると― 『ごめんね…』 どこからか立花先輩の声が聞こえた 声が聞こえた方に行ってみると女の子が泣いていた。 どうやらさっきの声は女の子の告白を立花先輩が断っていたシーンのものらしかった 嗚咽をもらして泣いているところをみると、 よほどショックだったのだろう 私はそれを見て胸が苦しくなっていた しかし― それと同時に立花先輩がとられなくて良かったと安堵している自分にも気付いた 私、最低じゃん。 そんなもやもやとした気持ちを振り切って私は教室へと戻って行った…
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