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教室へ戻ると、
ちさのが不思議そうな顔をして駆け寄ってきた。
『急に出て行くからびっくりしたよ、どしたの?』
私はごめん、と謝ってからちさのにさっき見た事を話していた
…………
しばらくして、
私の話に静かに耳を傾けていたちさのが急に立ち上がった
私が驚いてちさのを見上げると
『もあ、これはチャンスだよ!立花先輩がフリーな今こそ!絶対告白するべき!!』
…は?
なにがどうなってそうなってしまうわけ??
意味がわからないよ
「なんで今告白なんか…」
私が俯いてボソっと言うと
ちさのは目を輝かせて私の手を強く握る
『何言ってんの!皆が告白して立花先輩と誰かが付き合っちゃう前に、もあがばしっと告るのよ!立花先輩は上手く呼び出しとくからうちに任しといてっ☆鉄は熱いうちに打てって言うでしょ♪』
え、えぇ~!!!?
今日、私が、告白???
てゆか、鉄は熱いうちに打てってそんな使い方だったっけ?
なんかもう頭の中ぐしゃぐしゃなんですけど~!
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