2

26/30

177人が本棚に入れています
本棚に追加
/146ページ
「はぁ…。あ、美紀ちゃん、着替えるから出てくれる?」 「あ、うん」 部室から出て、壁にもたれかかる やっぱりあんなふうに感情的になった私が悪いんだから、ちゃんと謝らなきゃダメだよね… でも、私なんかの話、聞いてくれるのかな? もう一生口聞いてもらえなかったりして… そんなのヤダよ… ガチャ 私が悩んでいると、部室の扉が開いた 「美紀ちゃん」 見ると、遠藤くんが手招きしている 「え?」 なんだろ… 部室の前に行くと、突然腕をひかれた そのまま部室の中へ と、同時に遠藤くんは出て行った え… なんでこうなってるの? 今、智也と2人きり…だよね!? いやいや、冗談きついって!! 智也も何も言わないから、沈黙が続いている あぁ、何回も言ってるけど、気まずいです…
/146ページ

最初のコメントを投稿しよう!

177人が本棚に入れています
本棚に追加