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私が はぁ~… と深いため息をついていると、手に違和感を感じた。
「え゙ッ!?」
「ん?」
「ん?じゃなくてッ!!」
「行き先一緒なんだから、別にいいじゃん♪」
なんとなく想像できますよね…?
なぜか、私が智也に急に手を繋がれました。
「そういう問題じゃないってば!!」
「じゃあどういう問題?」
「みんな見てるから!!は、恥ずかしいじゃん…!!」
「へーき、へーき♪昔もよくみんなの前で繋いでたじゃん。」
「昔と一緒にしないでよ~…」
結局、教室までこの手が離されることはなく、無事に(?)教室に着きました。
智也は見た目だけはカッコイイらしいので、まわりの女子からの視線が…
うぅ…思い出しただけで寒気が…。
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