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5分くらいすると、智也と遠藤くんが部屋に入ってきた 「はやいね」 「実は俺ん家この近くなんだよね」 「そうなんだ」 知らなかった じゃあ智也、帰りとか遠藤くんと一緒に帰ったりできるじゃん 「で?俺が呼ばれた理由は?」 「……さぁ」 「なんだろ…?」 「おまえらなぁ…」 遠藤くんが呆れたように笑ったのと同時に、私たちも笑い出した 「俺はてっきり、夏の大会の話でもするのかと思った」 「………大会?」 「あ~、それは話さなきゃと思ってた」 「打順とかいろいろ決めることあるよな?智也はどう考えてる?」 「俺は…」 「ス、ストップ!!」 会話から野球部のことについてってのはわかったけど、まだまだサッパリの私は2人をとめた
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