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扉の前にいるのはいつもどおり狗耀峡埜(クヨウキョウヤ)先輩だった。
金髪に蒼瞳。誰をも魅了する容姿をもっている人間だ。
そして生徒会会長をしていて、crownという族の総長をしている。
「…そこは、近所迷惑ですから。て言えよ。」
「そんなこと言うわけないじゃないですか。俺の迷惑なんですよ。」
そういって、俺は扉から、手を離した。
「飯食い終わるまで待っててくださいよ。いつも来るの早すぎです。」
一応チェーンだけはずして俺はもう一度リビングに戻った。
「お前、チェーン外したなら外したていえよ。」
「何ですか。入っていいなんて許可だしてませんよ。」
「いいだろ。それよりお前、今日の夜空けとけよ。」
「バイトですか?それともあっちのほうで?」
「両方だ。」
先輩は、族をしている。だからなのか年上の知り合いが多いみたいだ。
そのため、バイトの話も結構あるらしい
バイトの話があがると俺が一人暮らししているのを知っているから必ずもってくる。
「お金のほうは足りてますからバイトは結構です。」
「なんだ。まだ、こないだのホストの件根にもってんのか」
......
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