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うん?
変装しても変わりなかったのか…
「そんなもんだったのか。最近は学校のほうに手紙が入っていたからわからなかった。」
「お前なぁ。まぁ、変わりないからいいんだけどぉ」
「そう簡単に変わるはずがないだろ。それより藤村は大丈夫なのか?」
「さあ?わかんねぇよ。でもまぁ、平気なんじゃね?」
「お前は呑気過ぎだ。」
「俺らしくていいだろぉ?」
「勝手に言っとけ。」
俺は屯っているcrownのメンバーの方へ進んで行く。
「あんた達なにしたかわかってんですか?」
「何だよ手前。」
「何だとは失礼ですね。」
そう言って笑ってやると一人の男が俺の方へと近づいてきて頭を下げた。
「紅さん!すいません。どうかしました?」
「先輩。なに頭下げてんですか。こいつが紅なんて冗談っすよね。」
なんて騒ぐさっきの男。
「俺は紅ですよ。先輩もさっききてましたけど用事があったの少し離れています。」
そういえばホッとしたように男達は息を吐いた
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