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ある日の朝のホームルームで
サトババが自分自身の話をしてくれた
何故そんな話しをしたのか大人になった今でも何ひとつ解明できない
その話というのを聞いて頂きたい
突然だが
サトババは
お風呂は朝派らしい
朝シャン派なのである。
それで何故髪が脂っぽいのか不明だが…
サトババの住む住宅地では
家のすぐ外にドブがあり
住宅から出る生活汚水(トイレは別)がそのドブに垂れ流しになるらしく
いろんな生活汚水が流れ滞在するので汚いらしい
もちろん、風呂で出た汚水も流れ出るのだ
彼女は気持ちよく朝風呂に入り、
ちょうど出勤しようと車に乗ると
自宅前のドブに必ず目が行くそうだ
するとドブにはちょうど彼女が先ほど出したと思われる垢と洗剤がまざった物がドブに滞在しているのだと語り
そして
『今日のは、どんなだろう…って、それをいつも確認して出勤する』
と付け加えた。
朝の静まり返った教室で
1日の始まりに
この担任の話しを
一生懸命に聞いた
28名の子供がいた事を忘れないでもらいたい
私の頭では願ってもいないのに
祝!映像化であった
その映像は今でも色あせず
何度も
再生できるのである
彼女は
そんな私たちを見て興奮し喜んでいたのか?
とも思う。
あぁ、
それとも
私たちに自分の悩みとして相談してくれたのかもしれない
大人だから言ってあげられる私の優しさである。
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