妄想は楽しい…

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時々自分の妄想の中に自分を登場させて、キャラに説教かましたりしてます。 「タカシ、ねえあなたは私の子なんだから、どうせサッカーだってちゃんとやらしてもらえないのよ」 「どうして?」 「私に運動能力がないので、スポーツやってるシーンを書く自信がないからよ。 私にはムズいから書く気もないし。書いても楽しくなさそう」 「げげ。俺、そういう運命なの?」 「あなたのいる世界にはそういう限定があるのよ。 可哀想だとは思うけど妄想の世界はまだらで、壁の向こうには何もなかったりするの。 角を曲がるとそこには虚空が広がってたりね」 「俺の作者ってなんかヘンな人だとは思ってたけど…。 いちいちそういうこと考えてると疲れない? 俺はまあ、とりあえず今はいるし、それでいいんだけど。 それにしても存在すると腹減るね」 「ああ、無駄にポジティブなキャラを作ってしまった…。 説教がうまくいかん…」       
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