小説をネット上に置くこと

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小説をネット上に置く…というのは、不思議な感覚です。 これは小説に限らずなんでしょうけど… 自分の文章が、不特定多数の人に触れる(「不特定少数」って感じではありますが)状態にしておくというのは。 なんかとても気恥ずかしいと同時に、わくわくする体験という感じ。 たまに、「あっカウンターが今まさに動いてる」と思う時があります。 読んでくれてる。というのが、すごくリアルに伝わる感じがあって、これって新時代?きゃー私って時代の証言者?? みたいなみたいな。 こんな時代が来ると誰が予測したことでしょう。 ネットで小説を発表するだけのことと、この「カウンターが動く」という感覚は、同じようでかなり違うと私は感じています。 ましてや、このカウンターを動かしているのはケータイである可能性が高いわけですから。 街角で、交差点で、私はあなたの小説に出会うかもしれない。 それはまさに出会いなんです。カウンターは鼓動のように、私やあなたの日常を彩るのです。 運命のように。 (「きらきら」にこのフレーズを入れたけど、もうちょっと長く書いたのに全部削って短くしました。 ああ絶対に「運命のように」なのです)      
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