小説をネット上に置くこと

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交差点で誰かを待ちながら親指を動かしている誰かは… まさに恋の話を紡いでいるのかもしれません。 ある人は、待ち合わせ場所に向かいながら何気なくめくった恋のストーリーの余韻の中で… つい「あのっあたしっあなたがすきっ」とか言っちゃう…カモ~。 小説を書いた作者が更新ボタンを押した数分後に、そのストーリーは読まれ。 小説に刺激を受けて「あの、今からあたし、告白しますっ」と作者にメール…。 作者もすぐ読んで「おおっがんばってくださいっ」とやり取りできるかもしれません。 そしてケータイから顔をあげて、言えるかもしれない。 本当にそんな時代が来ている。 さあ読んでくれたあなたが、何気なく見たプロフィールからこのブログに辿りついたとして。 それは多分、運命。 さあ、何をはじめましょう、お嬢さん。時代は僕らのもの。 とか女の子を口説きたいのですが、同性と恋愛できない体質なのが残念です…。     
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