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そんな綺麗な空を揺るがす事件が直ぐ様起きる。
「博士!山鹿市A地点で、また、帝国反応です!!」
指令員の声が無線を通じて流れる。また、あの連中が現れたようだ。
「直紀!聞こえたと思うが、また帝国反応だ。山鹿市のA地点。ここからでは少々遠い、バイクで向かってくれるか?」
「了解。今から向かいます!」
俺は自分の愛機(カワサキ・ニンジャ400)にまたがり、エンジンをかける。
ドルルルルル っと独特のエンジン音が響き、排気ガスを放出する。
ここからだと、裏のバイパスを抜けても15分はかかるぜ…
「現在、反応は1体のみ、まだ被害は特にありません!」
そうか、まだまだなんとかなるか?
またこの間の様に、あのバットバスって奴が暴れているのか?
俺はそんな事を考えながら現地へと急いだ。
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