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「なかなかやるねぃ…だが、こっちの今度はこっちの番だぜぃ?」
体制を整え直した相手は、俺に向けて
「鉛筆ボンバー!!」
と叫ぶと、無数の鉛筆を放出してきた。
ヤバい そう思いとっさに空中へジャンプしてそれを避ける。
避けた先の建物が、
ドゴーーーーーーン!!!!
ガラガラガラガラ
という音とともに崩れてしまう。
だが、
「イレーザーフラッシュ!!」
空中の俺に向かって相手が追撃をかましてきた。
腹部の消しゴムのようなところから、光を放った。
これには避ける間もなく、
「うわぁっ!!!」
っと俺は地面に叩き付けられた。スーツからは焦げたような臭いと、煙。
スーツが無ければ絶対に即死だったであろう。
「あっはははっは。面白ーーーーぃ。さぁ、さぁどうするどうする?」
と筆箱野郎はあざけ笑った。
っち…シャレにならない真似しやがって!
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