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「何?私の体に傷をつけるとは・・・」
コウモリのような怪物は驚いていた。
ただ、またすぐに余裕の笑みを浮かべ
「たかが人間ごときがぁぁぁぁ」
と叫ぶとおっさん達の方へ突進していった。
だが、間髪いれずにおっさん達のミサイルがコウモリ怪人の腹を貫く。
さすがにこれは効いたようで
「おのれ、人間・・・私の体に一度ならず二度までも傷をつけるとは・・・だが、覚えておけ。次はこうはいかんぞ。このバットバス様は同じ過ちはしない・・・必ず貴様らを血祭りにあげてやる」
と捨て台詞を残すと背中から羽を生やし、空の彼方へ飛んで行ってしまった。
それと同時に、気味の悪い怪人部隊の姿も消え、空の戦艦も消えてしまっていた。
消えたあたりから日差しが差し込み、いつもと変わらない日常に戻っていった。
ただ、町は悲惨な状態であるのは変わりない。
(なんだったんだろう?)
俺はまるで悪夢を見たかのこの状態を信じることが出来なかった。
本当に助かって良かった。結構体が痛いけど・・・
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