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「では、さっきの説明をしよう。今回君を呼んだのはほかでもない。我々は数年前から宇宙から地球に近づく怪しい影をキャッチしていたのだ。それらは、帝国ギレールという侵略者ということがある時に分かった。この帝国ギレールというのは、たくさんの惑星に行き、その星の生き物を実験台にし、文化や科学技術を奪い取ってその星を植民地とする。そして宇宙をすべてを自分達の物にしようとしているのだ!その結果、ずっと昔、月や火星といった他の星も滅ぼされ、今は何も残っていないという見方が我々の中では有効なのだ。なので、この地球をそのような星にさせないために、私たちはずっとこの研究をしてきた。そして、丁度この地球が襲われた。だが、事前準備の成果かAK砲バークレオ1号のおかげで今回は撃退できた。でも次はそうはいかんだろう。もう手元に弾薬はないし、あれはプロトタイプ。作るのにまた時間がかかる。なので、このバークレオ1号の作戦、αに対するβの作戦を今より決行する!
どうだ?分かったか?」
「・・・なんか大変な事だけは分かりました・・・」
「そうか。あ、私の名前は斉藤寛治。博士でいい。君の名前は?」
ようやくやっと名前か。
「俺は古賀直紀っす。作戦とか良く分からないんですけど、なんか助けてもらったし、簡単なことなら手伝おうかなと思うんすけど・・・」
そう言うと博士はにっこりと
「心配いらん。簡単な事だよ。」
と告げた。果たして本当かどうか・・・
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