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『ホントだ!真っ赤だね~』
「あぁ~子供に食わせたら喉に詰まるくらいの弾力じゃよ。今焼いてあげるから待ってな!」
慣れた手つきで焼台に乗せて、塩やコショウが入った容器を手早く振る。
しわしわな手が素早く動き、絶妙なタイミングで焼台から降ろされたソレを俺に手渡す。
『ん…あんがと♪ふぅーふぅーふぅーふぅーふぅー…』
はい!そうです。猫舌です。w
『…パクっ!ゴリ、コリコリコリコリ…』
…ごくん。
「どーじゃ??」
『ホントだ!!スゲー歯ごたえ♪超うめー!!!ありがとヨネさん!』
「ふふふ。」
ヨネさんにお礼を言ってまた俺は太陽に向かって歩き始めた。
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