~序章~

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だが、この状況では相手の姿が視えない。 息を殺し、全神経を集中させ、 気配を感じ取る。 「誰か、居るの…」 自分の声だけが闇の中に消えていく。 当然誰も居ないのだから 返事が返ってくる事は無い。 だが、声に反応した何がが だんだん自分の方へ近付いてきた。
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