ソイル・オーランド×霧雨魔理沙の場合

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「賢斗お兄ちゃん、おはようございます♪」 「よ、飛鳥ちゃん。相変わらず飛鳥ちゃんのサラダは美味いな、良いお嫁さんになれるな」 「その判断基準は何さ!?」 よく分からない判断基準を掲げるこの人は藤澤賢斗さん。 俺の戦友にして親友でもある。 普段は真面目な人なのだが、一度テンションが上がると途端にフルテンションになる困った人だ。 「で、心配無いとはこれいかに?」 賢斗さんの言葉が気になったので回答を求める。 一体どう言うことなの……。 「実は今日、俺も休みでな……阿求と休みを過ごすつもりなんだが」 「自慢や惚気なら【帰れ。】」 「最後まで聞け愚か者!!」 / オレノコノテガヒカッテウナル!! \   \オゥ、シャイニング!!/ 突然殴られた。 解せぬ。 「ゴホン……話を戻そう。でだな、ソイルが休みだという事を思い出した阿求が偶にはソイルを休ませてあげたいって言い出してな」 「ほぅ……続けて」 「その間、飛鳥ちゃんを俺達が見る事にしたんだが……どうだ?」 ほぅ……阿求がそんな事をな。 普段賢斗さんとのデートを邪魔されると鬼の形相になるあの阿求が、ね。 なにそれこわい。 「今、阿求を笑ったなぁ?」 「笑ってねぇよ!?落ち着け賢斗さん!!」 「問答無用!」 / キンニクバスター!! \   \ゲェェェ!!/ あぁ理不尽也。 今日だけで何回残機を減らしただろうか? そんな事を考えながら、俺は意識を手放した。 つか前振りが地獄兄弟なのにオチがキン肉マンって無いだろ……。
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